課長、ちゃんとしてください。
課長、おっしゃる意味が分かりません







半分ほど終わったところで、あたしはコーヒーでも買おうと室を出た。





給湯室のところで話し声が聞こえてきて、思わず足を止める。






「………今日の課長、さぁ」





「うん」





「かっこよかったよね!」





「それ!」






同じ課の野崎さんと吉田さんの声。




まだ残ってたんだ。



仕事はもう終わっているはずだから、二人でお喋りをするために残っているんだろう。






あたしは、その場に立ったまま二人の話に耳を傾けた。




なんとなく、二人が課長についてどんな話をするのか、気になったから。




以前、二人は、課長のことを「残念」「オヤジ」だなんて言っていたけど………。





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