過去恋に今の鼓動を重ねたら
再会のシグナル
中学を卒業して、10年。あの頃の想いは思い出の1つ。
桜が咲く季節になり、部屋の模様替えをしていた私は、クローゼット奥に仕舞っていた中学の卒業アルバムを見付けて、取り出した。
懐かしい。
1枚、2枚…とページをめくっていく。そして、手が止まる。
3年3組のクラス写真。私は二段目の右端に立っていた。しかし、自分ではなく二段目の左端に立つ男の子に目がいった。
真島圭司(ましまけいじ)くん。この頃の私が好きだった人。
真島くん…今、何しているのだろう?どこに住んでいるのかな?
私が25才なら、真島くんも25才。立派な社会人として働いてるのかな。まさかフリーターとかだったりして。大人になった真島くんを想像してみるけど、中3の時の顔でスーツを着てる姿…なんだか似合わない。
どんな大人になっただろう。
すごく好きだったな。会えたら、会いたいな。
「でも、会ったからと言っても、何をしたいというわけじゃないし!」
桜が咲く季節になり、部屋の模様替えをしていた私は、クローゼット奥に仕舞っていた中学の卒業アルバムを見付けて、取り出した。
懐かしい。
1枚、2枚…とページをめくっていく。そして、手が止まる。
3年3組のクラス写真。私は二段目の右端に立っていた。しかし、自分ではなく二段目の左端に立つ男の子に目がいった。
真島圭司(ましまけいじ)くん。この頃の私が好きだった人。
真島くん…今、何しているのだろう?どこに住んでいるのかな?
私が25才なら、真島くんも25才。立派な社会人として働いてるのかな。まさかフリーターとかだったりして。大人になった真島くんを想像してみるけど、中3の時の顔でスーツを着てる姿…なんだか似合わない。
どんな大人になっただろう。
すごく好きだったな。会えたら、会いたいな。
「でも、会ったからと言っても、何をしたいというわけじゃないし!」
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