黒色女子を個人授業
第10章 自分を素直に認めなさいよ
***第10章***



散々なクリスマスイヴだった。



大城さんには暗に距離を置かれるし、彩香と酒井はデートだし。

仕方なく女友達とつるんでご飯に行ってみたけれど、妙な見栄の張り合いが始まっちゃって疲れちゃうし。

イヴに女たちだけで集まってる時点で、見栄も何もあったもんじゃないのに、ねえ。


くだらない、と心の中で一蹴して、私はオフィスのドアを開けた。


「おはようございます」

笑顔で、おしとやかに、そして可愛らしく。

キャラメイクも慣れたものだと、小さく嘆息した。

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