3日限りのルームシェア
2日目

ドキドキの朝食

「・・・眠い」
知香は目をこすりながら朝食の用意をしていた。
昨夜の事が頭から離れずあまり眠れなかったのだ。
まさか自分があんな事をするとは思わなかった。
しかも起こそうとして髪の毛触ったり、頬をなでるとか
普通あり得ないし!
あーどうやって接したらいいんだろう。
絶対変態だと思われたよね
それに『・・・・俺の寝ている間に触るなんて・・・反則だよ』だなんて
それを言う樹の方が反則だと知香は思った。
あーイケメンは何を言ってもかっこいいとか
そっちの方が反則反則!
美人は3日で飽きるとか言うけど・・・・イケメンも3日で飽きるのかしら
飽きた頃にお引っ越し?
それもなんだかな~
普通に考えてあの顔は飽きないでしょ~3日じゃ。
でも3日間、四六時中いたら自分の好きなタイプのレベルが上がりそうで
それも怖い。
樹を基準にしたら一生彼氏出来ないかも・・・
など知香の頭の中の基準は今や樹を中心に回っている様だった。

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