夫婦の定義──君が僕のすべて──
今までも、これからも
それから数日。

ユウは、レナの声が出るようになった事と妊娠した事を、心配をかけたみんなに報告した。

声が出るようになった事はともかく、レナの妊娠を報告するのは、照れ臭いような、気恥ずかしいような、どこかくすぐったい気分だった。



報告を受けたみんなは、レナの声が出るようになった事にホッとした後、妊娠を知らされるとビックリして大声をあげた。

そして、とても喜んでくれた。



レナの具合の悪さを一番心配していた直子に報告した時は、“あれがつわりと言うものか”と妙に納得していた。

そして、自分たちには経験のない事なので、マタニティー雑誌を読んでテオと二人で勉強するとも言っていた。



海外出張から戻ったリサは、まずは娘の病気の回復に胸を撫で下ろし、娘もまた母親になると言う事を喜んだ。

ユウとレナの結婚式の衣装を作ると言う夢の次は、二人の子供に服を作るのが長年の夢だったらしく、“家族でお揃いの服なんてかわいくて素敵ね”と、リサは嬉しそうに言っていた。



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