ずっと隣で・・・
5章

結婚の許し

今日、私たちは私の両親に会うことになっている。
もちろん、結婚の許しをもらうためなんだけど
先に新居決めちゃったりと少々順番がおかしくなってしまったが
うちの両親なら多分、その辺は大丈夫だと思う。
根拠はないけど・・・・

でも・・・きっと驚くだろうな。
だって相手が弦なんだもん。
横に座っている弦も緊張しているのが
見てるだけでわかる。
「ね~~。大丈夫だって・・・あの親だよ」
そう・・・
うちの親を一言でいうのなら、かなりひょうきんな人たちだと思う。
特に父親に関しては私の友達からの受けもよく
うちの父を目当てに遊びに来る子もいたほどだった。
決してルックスがいい訳じゃないけど
すごく頼りになる父親だった。
実は、弦の事は美鈴の結婚式の2日前くらいに
電話で話をしていた。

結婚をしたい相手がいる事、相手は父の良く知っている
水野弦だって事を・・・
普通はまず母親にって人が多いと思うんだけど
母には何となく言えなかった。
多分、弦と別れた時の私の状態を知っていたからかな・・・
あの頃は本当に酷かったから・・・
母には随分心配をかけた。

で、弦のことを話した時の父の反応はどうかと言うと・・・
「千鶴が本気で好きになった相手ならお父さんは反対なんかしない。
お母さんが何か言っても、父さんが見方してやるから弦君にも
言っといてくれよ」
とまで言ってくれた。
普通は父親が大反対するんだろうけどね。
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