君色に染まれ
君色に染まれ
休み明け 祐希奈は早く職場に行った。

後から坂巻が来た。
「おはよう新垣さん 待った?」

いえ、今来たところです。

坂巻はすっと近づいて、話し始めた。

「けっこう考えたんだけど、新垣祐希奈さん 君とお付き合いするよ。安田さんとの関係はどうなるか不安だけど、とにかく僕は君を選んだよ。」

祐希奈は嬉し過ぎて声が出なかった。

はっとして、やっと答えた。

ありがとうございます。坂巻さんに着いて行きます!

二人は笑顔になり、握手を交わした。

「よろしくね。」


すると美月が出勤してきた。何も知らない美月は
「おはようございます。お二人さん早いですね。今日は早く出たんだけどなあ。」

おはよう 今日もよろしくね。

祐希奈は美月に声をかけた。

美月は少し笑って
「今日も張り切って行きましょう!」

お店の時間が始まり、祐希奈は坂巻を先輩としてみた。指示を仰いだ。

ビアガーデンはまた混み始めた。



< 13 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop