誰にも負けないくらい好きです
06
「ただいまー」

ガチャ

「あら、おかえりなさい。」

お母さんが出逢えてくれる。
でも、

「っ…」

先輩から言われた

「誰かしら隠している。」

この言葉が頭から離れない。
でも、聞きづらい。

「どうかしたの?」

心配そうに、俯いている私の顔を覗いてくる。

「っ!何でも無いよ。」

とっさに隠す。

「そう………。
もうすぐご飯だからね。カバン置いたら直ぐに下に降りて来てね。」

心配そうな顔をしてるし、納得していなさそうだけど、
ごめんね


「はーい」


お母さんは本当に知ってるのかな?
もしかしたら、葵も知ってるの?

でも、やめておこう。

なんか思い出したらダメなような気がする。

まずは、部活と実行委員に専念しよう。



















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