また恋をした、その時に。
о序章о








私が十五の時にした恋は、

儚くて、脆くて。

まるで、夢のようで。

幻で。


    『愛』

があればあるほど、

温まって溶けて消えゆく


氷砂糖みたいな。

───そんな『恋』だった。



【また恋をした、その時に。】





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