年下彼女のご機嫌いかが??
第4章***MARIA
『じゃあね♪まりあちゃん!!』



あたしはその声に向かって、



とびきりの笑顔で手を振る。



『うん。送ってくれてありがとう~』



あたしがそう言うと、



嬉しそうに手を振り返す彼。



全く……。



早く……帰ってよ。



なかなか立ち去ろうとしない、



彼の態度にイラつきを感じながらも、



あたしはそのままの笑顔を保つ。
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