幕末恋々~続編~
第2章

あいさつ

「ねぇ、恋この服おかしくないかしら?」







「父さんもこれでいいのか?」







朝からお父さんとお母さんがそわそわしている。









「大丈夫だよ、そんな気にしなくても。」







私はそんなお父さんとお母さんをあきれ気味に見る。








「そんな事ってっ!!恋の未来のだんな様がお見えになるのよ?それなのに・・・」







「あ~はいはい。」







ピンポーン・・・






すると玄関のチャイムが軽やかな音を立てて鳴った。






「あっ!!はーいっ!!」







私はそう言って玄関に飛び出した。








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