秘密な契約と掟破りな愛【続】
一分一秒足りとも愛してる

「……朱里」



テレビにくぎづけになる私。後ろから誰かの声が聞こえながらもテレビから目を離せずに居る…。



「………レンタルして来たのか」


「……ええ。何…これ……これって実話なの?」


「……ああ。実際はもっとだな。ずっと長時間立たせてそれでもダメなら…指の骨を一本ずつ折って行く……」


「……………そ、そ、そんな事するの?!慎矢さんもしてるの…?」


「……まあな」



指の骨を折って行く…?そんな事…平気で出来るの…?



< 1 / 250 >

この作品をシェア

pagetop