ラブ☆シェア
DISC.2

Track01: 親友

【美耶子side】



研究室にいると、



コンコン…



「どうぞ~」



「失礼します」



ルームシェアの件で、約束していた生徒だった。



今時の若い子にしてはしっかりした姿勢で入ってきた。



「わざわざゴメンね。
どうぞ~座って。

早速だけど、ルームシェアの件、私の友達がすぐにでも、って言ってるの
あなたは大丈夫?」



彼女の前にコーヒーを入れたカップを置いた。



「あ、ありがとうございます。
実は、私でなくて、私の友達なんです。
アパートの契約がもうすぐ切れるそうで。

私が話を聞いて大丈夫なら任せる。と頼まれたので。」



「そう、じゃぁ、話は早いわね。」



「場所は、この地図の通り、家賃、光熱費モロモロ、全て折半、
部屋割は、まぁ、二人にまかせるとして~
あ、それから、これだけは言っとくわ、
ラブホ代わりに部屋を使っちゃダメよぉ~ ふふっ」


「ふふふっ、先生、それはお互いさまでしょ~、よく言っときます。」


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