crystal love
超絶美形モデル参上
私の仕事は、
語学スクールの
アルバイト講師。


地球の裏側の国から、
この国へ、やってきて早数年。


生活のため、母国語を教えている。


本来の目的コソ、
果たせていないが、
この仕事では、それなりに、
実績を認めてもらえていたり
する。


担当している生徒は、
何人いるんだろう?

割と多いほうだと思う。


良い教え子は、
女子高校生が三人、OLが数人と、
どこぞの企業秘書の男性。
真面目で熱心だし、
教え甲斐がある。


そして
困ったちゃんが数人。

女の子との出会いを目的で
通ってくるサラリーマンが二人。

・・・来るところ
間違ってるってば。

そのチョイスで
誰と知り合うんだって。

ジムに変更した方がいいと、
思うけど・・・


そして、四十代の
サラリーマンが一人。

真面目だけど、要領が悪くて、
中々上達しない。
でも、できるだけの事は
するつもり。

高い月謝払ってるんだもの。
なるだけ、応えてあげなきゃね?


そして、何で来てるか
イマイチ不明な、十七才男子学生。

彼は、個人指導してるんだけど、
恐ろしく流暢に私の母国語である
エレナ語を話す。

多分、私なんかより、
語彙力があるかも・・・


それもどうかって感じよね。

 
そして・・・
 


 


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