まほろば【現代編】
【ハルカサイドⅡ】
i
この間逃がしてしまった妖怪退治対策のため、リュウの家へと来ていた。
リュウに妖怪退治を手伝えと言われてから、何度となくここに来ているけど未だに慣れることができない。
説明は、少しずつしてくれている。
だけど、紗綾さんのことに関しては何も話してくれない。
あの時、ここでお世話になるっていってたから、リュウの家に来れば必然的に紗綾さんに会うことになるのかと思っていたけど、最初の日に会って以来姿を見ていなかった。
私はリュウの彼女でも何でもないから、突っ込んで聞くことすらできない。
リュウが話してくれるのを待つしかなかった。
そんなことをぼんやり考えていると、いきなり目の前にリュウのアップが映し出された。
「うわっ!」
思わずのけぞるとその眉間に思いっきり皺が寄る。
リュウに妖怪退治を手伝えと言われてから、何度となくここに来ているけど未だに慣れることができない。
説明は、少しずつしてくれている。
だけど、紗綾さんのことに関しては何も話してくれない。
あの時、ここでお世話になるっていってたから、リュウの家に来れば必然的に紗綾さんに会うことになるのかと思っていたけど、最初の日に会って以来姿を見ていなかった。
私はリュウの彼女でも何でもないから、突っ込んで聞くことすらできない。
リュウが話してくれるのを待つしかなかった。
そんなことをぼんやり考えていると、いきなり目の前にリュウのアップが映し出された。
「うわっ!」
思わずのけぞるとその眉間に思いっきり皺が寄る。