たった一人の親友へ
過去
あれから一週間

あたしたち四人の中で日課ができた
それは、お昼を学校の裏庭で食べること

その時間が楽しみで、あたしはそのために毎日学校に通ってた

まだ先輩からの嫌がらせは少しあったけど、三人がいるから堪えられた
何より人に甘えることを初めてこの歳で知ったの

たわいのない会話が続く



この日あたしは決めていた
ずっと心にある重みを解放すること

誰かに聞いてもらいたかった心の叫びを
ようやく下ろせることができるんだ



「みんなに聞いてもらいたいことがある」




三人とも真剣な顔付きであたしを見る

そしてあたしは話し始めた


過去の出来事について
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