ベッドシーンモデル あずさ×優の場合
7.優と令のキスシーン
今日は、優の高校の文化祭。


昨日あんなことがあったし 迷ったけど、どうしても学校の中の優を見たくて、美智にキャンセルしないで、桜東高校にきてしまった。


「ごめーん。 待ったー?」
私の顔を見て小走りにくる。


『ううん。 今来たところ』
いこっか。 美智と並んで歩き出す。


『昨日、冬馬くんとどうだった? 花火見れた?』


「うん」 俯きながら答える。


「それでね、今度の部活が休みの時、デートしようって 誘ってくれたの」
やったー! とニッコリして笑う美智は、本当に可愛い。


「冬馬くんて見かけによらず、焼もちやきなんだよ」
思い出したように テレて話す。


「私がクラスの前で、村田くんと2人で話してた時、村田くんが 私の肩に手を置いてきたの」
美智はフフッと笑う。


「お化け屋敷の宣伝用の看板を ずっと持ってたから、『腕がつかれたー肩貸して』って、特別深い意味は無かったんだけど、、その時冬馬くんが通りかかって、私の肩に置いていた 村田くんの手を払って、私に気安く触るなって言ってくれたの//」


『冬馬くんにそんな一面があるなんて、以外! 見かけによらず、男っぽいんだね』
ちょっと驚いた。


「すっごく嬉しかったんだぁ♪ 友達からって始まったけど、、私のこと少しは好きになってくれたのかなって//」


うんうん。 頷いて、
『告白してよかったね♪』


美智の幸せそうな顔を見て、心からそう思った。
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