濡れた体温ごと奪って
第七章 理性との闘い*-翔矢Side-


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「ねぇ翔矢。家入れてよ」


「今日は気分じゃない」


「えぇ?!またぁ?!この前もそうだったじゃないー」


「悪いな。送るから」




最近女を扱うのが面倒くせぇって思う事がよくある。


ここ最近は、女とヤる事が前に比べりゃあ随分減ったな。


どうでもよくなっちまってる。


女を助手席へ乗せると膨れっ面のまま、家へと車を走らせた。



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