恋愛講座リターンズ
16 くしゃみ編
特別な日にしか使わなかったグラスを

普段使いしたのは1年前で

あのお気に入りのグラスも

今となっては特別なものじゃなくて

好きだった気持ちとか

慣れていく感じとか

今もお気に入りではあるけれど

毎日お気に入りだって再確認する必要もなくなる

割れてしまったら 

ひどく落ち込むことは分かっているんだけど



でも俺は好きだった靴がボロボロになったら修理して履き続ける

新しいものを買ったりしないんだ

あなたがそう言ってくれたから

その気持ちを信じる

今は 信じたいと思う



さて、久しぶりに恋愛講座を書きます。

この間、会社でくしゃみをしたんですよ。

そしたら「俺はくしゃみがかわいいって理由だけで、女に惚れたことがある。お前はくし
ゃみすら男らしいな」

と言われて、

そーいえば、私も「くしゃみフェチ」だって気づいた。

あの無防備な感じ。たまりません。

で、女子のくしゃみ。

「ハックション」ではだめです。

「クチュン」みたいなやつ。分かりますか。

特に、私の周りの強い(と思われている)女性たちよ!

「クチュン」には風邪ひいちゃったのかな、弱い女性なんだ守ってあげたい等の色々な感

情を男子に生み出して

まさにギャップなわけですよ。

なぜお母さん、私に「クチュン」を躾けてくれなかったとですか

なぜ先生、私に「クチュン」を教授してくれなかったとですか

いいえ今からでも遅くありません。

練習するのです。いざという時のために。

練習方法を伝授します。

まず、ティッシュを棒状に丸めます。

それで鼻を刺激します。

そしてカワイイクチュンが出来るまで、くしゃみを繰り返します。

くれぐれも、練習の過程は男子に見せちゃいけません。

まあそういうことで、動画でupしようと思いましたが

映像自粛モノしか撮影できませんでした。
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