優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
嫌悪感
傷つけられても時間になれば公園を出て家へと帰った。



よかった…。


リカの靴はもうない。





「ただいま」


「遅かったな」


「うん、美容院混んでたから」





あたしが1回帰ってきた事も知らないんだ。


まあ、その方があたしも都合がいいけど。





「飯にするぞ」


「うん」





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