【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋

11月。


落ち葉がはらはらと落ちていく。


真赤に紅葉したモミジのように、あたしとヒカルの間に色付いた愛。


けれどもその愛の葉は、一枚ずつ落ち始めようとしていた――。





あたしはこれまで、まだ一度もヒカルの家を訪問したことがなかった。


ヒカルの両親や妹に会ってみたかったので、何度かヒカルに紹介してほしいと頼んでみた。


でもヒカルはあまり気乗りしないようだった。


それでもあたしが頼み続けた結果、ヒカルはあたしをバイクに乗せて、ついに家へと連れて行ってくれた。


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