甘めな年上彼氏
一緒に過ごす日々
結局…料理して
ご飯を食べようとしたのは
それから
約2時間後のこと。
あたしが作ったのは
ロールキャベツだった。
あとはサラダとか
簡単に盛り付けたもの。
「怜奈。
実際…料理下手じゃないだろ??」
見ただけで分かるの!?
あたしが
驚いた顔をすると
向井さんは
それに気づいて笑った。
「見た目だけで
それくらい分かる。」
………ですよねー!?
「まぁいいや。
食べてくださいっ!!」
「いただきます。」
向井さんは
あたしの作った
ロールキャベツに
かぶりついた。