極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます

銀ちゃんのお仕事はヤクザでした

ベンツの中には真っ赤なバラの花束。


これはもしかしたら、誕生日プレゼント。



「マサ、車を出せ。」



「若、お屋敷でよろしいですか?」



若って、誰の事。


「みんなに真子を紹介しないといけないからな、バラの花100本は誕生日プレゼントだ。屋敷に着いたら俺と真子の結婚式挙げるぞ。」


ちょっと待って、結婚式って誰の?


「銀ちゃん、誰の結婚式。」


いきなり頭を叩かれた。



痛いよ、銀ちゃん。



「俺の話いてたのか。結婚式挙げるのは俺と真子に決まってんだろ。」



私と銀ちゃんが結婚って。


いきなり、結婚だなんてあり得ない。


銀ちゃん、落ち着こうよ。


「真子まだ高校生だよ。結婚なんて無理。」


銀ちゃんが強く私を抱き寄せた。


痛いよ。


銀ちゃんどうしたの?


そんなに強く抱かなくても真子は逃げたりしないのに。


真子が銀ちゃんを不安にさせてる。


そんなに強く抱き締めたらいたいです。












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