男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
☆温かい涙☆
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*淨弥side*
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「……。」
夜空を見上げると、月は雲で顔を隠していた。
「…フゥー…」
息を吐き出して、ごろりとねっころがった。
「…さみー…」
こういう時に、椎が…
「…」
…なんで、椎を思い出すんだろ。
夜は、二人で一緒に夜空を見る。
一人だと寒かったが、椎が居るだけで、
なぜか暖かい気持ちになれた。
俺が抱きしめてるから…かも知れないが。
――もう、
椎は知ってんだろ。
…俺がなんで、椎に近付いたのか。
ヒロ、もう…話したんじゃないかなぁ。