逢瀬を重ね、君を愛す

とまどいは当たり前



「ほぉー」


着いた部屋で彩音は次々と仕事をこなしていく薫をみて感嘆の声を漏らした。

邪魔にならないように部屋の隅に移動した彩音は部屋を見渡した。


――どの部屋も広いと思ってたけど…
ここは一段と広いなー。
そして豪華だ。


装飾品がキラキラしていて、見た限り…ここに有るもの全てが高級感溢れている。


蛍も自分の机に向かって仕事をしている。

この無駄に広い空間に3人しかいないのだ。
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