アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

沈む夕陽

助手席に恭平を押しこんだ。



「海なんていったら
また真っ赤っかになるんじゃないの?」

恭平が言った。



「もう間違いはおこさないわ。
ずっとTシャツ脱がないから!!
ほんと痛かったよ…死ぬかと思った…」



「ところでさ~
海近いのにさどこいくの?」



「どうせならキレイなとこ行こう。
私は明日も休みだし
運転大好きだから~~
私たちが一緒ならパパたちも安心だし~」



「彼氏にふられたの?
連休とって俺と遊ぶなんて。」



「おい!!それ以上言ったら
ぶんなぐるよ!!」



確かにそう・・・・
お泊まりするのに連休したのに
システム不具合

いっつもそう・・・・
嘘なんだかホントなんだか・・・


だから恭平と出かけれただけで
暇さから解放された。

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