アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

恭平Side

「浩二郎…」


眠っている恵美さんがそう
つぶやいた。


きっと浩二郎に抱かれてる気分に
なってるんだろう……


少し前までこうやって
いつも女を抱きしめていた。
そこには距離がなかったけど……


俺は静かに体を離した。


俺も男だし
いいこと言ったけど……
寝つけない……
バスローブの胸元からは
深い胸の谷間も見えてて……
健全な高校生の好奇心をかきたてる


布団を肩まであげた。



「ん・・・・」

恵美さんが背中を向けた。


今頃 あいつは何してんのかな
恵美さんのように
少しか寂しがってるかな


恵美さんを見てると
あいつを思い出した。

もう終わった恋なんだけど…
胸が痛んだ・・・・


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