私は先生のお嫁さん

ライバル

「もぉー…千里、どこ行ってたの?

…心配、してたんだからね!」

佳那は微笑みながら近づいてきてそのまま抱き着いてきた。

そしてその後ろには悠莉。

「ゴメン、ゴメン。

ちょっと用があってさ(笑)」

今度は篤哉が難しい顔をしながらゆっくり近づいてきた。

「あの時…南先生に呼び出されてたけど



まさか、ずっと一緒にいたのか…?」

「そ、そそそ…そんなこと…ないよ!」


なんとなく、今は言えない…気がする。
まさか南とずっと一緒にいましたぁー………なんて。

でも、なんでそこまで篤哉が気にするのかな?
…それほど友達思いで優しいってことかな。


まぁ…呼び出されてずっと今まで一緒ってさすがに…ね。
まわりが知ったらうるさそうだし。

でもどうしよう…。
冷静に言えなくて、かなり動揺しちゃったよ……!


そんな時だった…。

ガラッ

「さぁ、授業始めるぞ。」



本当。あなたは昔から、

いつでも…私の困った時には必ず、現れてくれるね……。

まるでスーパーマンみたいに(笑)



まぁ…今回の原因はあなたですけどね…南。


フフッと笑ってしまった私を、佳那と篤哉と悠莉は不思議そうに見つめていた。


< 112 / 207 >

この作品をシェア

pagetop