極上お姫様生活【完】

3年A組、女ひとり


あたしは松神先生に連れられ、教室の前に立っている。



3年A組…そこがあたしの新しいクラス。

階段を上がってくる途中、何人かの生徒さんに会った。



みんな…男の子だったけど。



「あ、ちなみに私が担任ですから…よろしくお願いしますね」

「はい…よろしくお願いします…」




緊張と不安と憂鬱感が頭を巡り、立っているのが辛いほど。



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