地味女が巻き込まれました。【上完】【修正中】
ヒーロー
「んー・・・っ」
「おはよう。綾香」
んぎゃっ!?!?
なぜか私はお兄ちゃんと一緒に布団の中にいた。
「ななななんで!!??お兄ちゃん!!??」
「昨日綾香いつのまにか寝ちゃってて、一人に出来ないから泊まっちゃった♪」
お兄ちゃんはニッと爽やかな笑顔を浮かべた。
そっか、あのまま私、寝ちゃってたんだ・・。
それにしても、昨日は良く泣いたな・・。
あっ・・・ていうか、今何時よ!?!?
枕元にある時計を確認すると8時を回っていた。
やばい・・遅刻する!!!!
でも、昨日あんな事あって気まづいし・・学校行きたくないなあ。
まあ、とりあえずお兄ちゃんいるし、朝食作りますかあー。
私はパチンと頭を覚ますようにほっぺを叩いて、布団から起き上がろうとした時だった。