こちらミクモ探偵事務所2
第三章 夜の謎

解剖記録


翌朝7時。
今まさに紘哉が眠りにつこうとしていた時だった。

枕元に置いてあった携帯電話が無機質な音を出した。

手探りで携帯電話を掴む紘哉。

「……もしもし?三雲ですけど」

『おーっす!おはようさん!今朝もいい天気だな!』

呼び出し主は恵一だった。

「……」

紘哉は無言で電話を切った。
そして布団を頭から被る。

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