双子じゃないあたし達【完】

実の想い

ーSide 実ー



「やっぱり華田沢君何気にカッコいいよね〜」



「だよね〜」



あたしのクラスメイトが外の運動場を見ながら言った。



華田沢なんて名字はうちの学年でただ2人だけ。



それはあたしと…



凪だけ…。



あたしも運動場を見た。



いつもかけている眼鏡は体育の時だけかけていない。



もともとそんな目が悪くないから体育の時は眼鏡が割れるのを恐れてしてないらしい。



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