私だけの、不良なヒーロー。

次の日、挨拶される





次の日、私はいつもより早く家をでた。




怪我した足で歩いてくので、ゆっくり歩かなくてはいけない。





かなりの時間をかけて学校につくと、もうほとんどの生徒が登校していて、あと少しで朝のSHRの時間になっていた。



教室のドアを開けて中をのぞくと、びっくりしたことに、




なんと守山陸斗が先に来ていて、自分の席にうっつぷしていたのだ。





不思議に思いながらもその隣の自分の席へとゆっくり進む。





あたりを見回してみるも、いつも飛びついてくる加奈がいない。




どうせ先輩の朝の練習でも見に行ったんだろう。






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