てがみ~未来への約束~

隣の席のチャラい奴

課長に指示されたまま、

この端っこの席に座ったものの、

一体ここで何をすればいいのか

私には全くもって分からない。


「えっとぉ……」


取り合えず、

目の前にドンと鎮座する

パソコンの電源を入れてみる。


瞬間、目の前がぴかっと明るくなり、

目を細くする。


立ち上がるまで、

ぼうっと画面を見つめ続けていると、

左肩をポンと叩かれ、

ふっと隣へと顔を向けた。


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