†蝶鬼鈴†

変化

千華に治療中に何か、変なものがわき出てくる、ような感じがした瞬間…

[憎い、あいつ、殺せ。]



「誰?」


そんな声が聞こえた。


「どうかしましたか?」




その声を聞いた時から、私の中の何かが騒ぎ出していたのだった。


「…ごめんなさい、何でもないの。」



うん、きっとなんでも。

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