ビター・スイート・ラヴ

友情が恋愛にかわる時

 この日、三浦圭子は大手飲料メーカーのスポンサーとの打ち合わせを終え
て、社内会議をしていた。



 スポンサーの大手飲料メーカーが新しくスポーツドリンクを販売すること
になり、いま老若男女に流行のサイクリングをテーマにすることになった。



 その際のモデルやカメラマン他のスタッフを誰にするのか検討していた。



 圭子はこの仕事を受けた時に、かって同僚だった浅田真紀を起用したいと
考えていた。




「私の知り合いのコピーライターで、自転車専門誌の仕事をしている女性が
いるんだけど頼んでみましょうか。彼女はやり手で顔も広いから、誰か良い
モデルを知っているかもしれないわ」


「プロデューサーの三浦さんがそう言うんじゃ、今回はうちのコピーライタ
ーではなく、彼女にお願いしてもいいけど」 




 アートディレクターの太田が同意した。



 会議は制作の予算や日程の細かい打ち合わせをして小一時間で終了した。



 早速、圭子はデスクに戻り浅田真紀に連絡してみた。
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