狼君逹のお姫様【完】

柚衣が危ない!!冴side

「みんなに話が…ある…実は柚衣が『殺力』に狙われた…。」


『殺力』<サツリ>って言うのは…和多 鴇谷が総長をしている族で俺達の敵みたいなもんだ…。


『殺力』の意味は…力だけで相手を殺す…。


「「「えぇーーーーー!!、それ危ないじゃ無いッスか!?」」」


下っ端達は驚いて叫んでいた。


「確かに…危ない…だから今から『殺力』を潰しに行く…。」


そっちの方が早いしな…。


「まぁその方が良いですね!」


と洩が言った。


「喧嘩早くしてぇな!!」


と拳を握りながら言った陳。
陳は相変わらずだな…!


「俺も早くしたくてウズウズして来た♪」


と廉兔が言った。
廉兔が仲間になって…本当に良かったな…あいつを敵に廻すと厄介だからな…。


「行こー☆」


と南乙が言った。

南乙も喧嘩好き…まぁ解るな…!


「行くぞ…お前ら…。」


俺の族の人数は陳達も合わして約500人ぐらい…


そして…今居るのが…40人ぐらいだな…。


こんだけ居たら大丈夫だと…思うが…。


「「「おおーーーーー!!」」」


俺達はバイクに乗って『殺力』のアジトに向かった。



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