《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~

堕ちる月ー桃SIDE-

指輪を外したその時から、予想していた展開。



私は濱部社長とラブホのベットの上にいた。



何を考えてる?


和也が居るのに…


子供は望めばできるかもしれないのに。

華道の次期家元の妻としてのプレッシャーに耐えられずにいた。



今は何もかも忘れたい…
目の前に居る彼と同じで、今の自分の立場から逃げ出していた。



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