恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~

結末~紫苑side~

俺と栗原は304号室に向かった。



「鍵が閉まってるな…」



「…俺がピッキングで開けようか?」



「いや・・・」



俺はホルスターから拳銃を取り出した。
むやみに発砲するのはいけないが緊急を要する…
俺は安全装置を解除した。


「栗原…下がれ」



「わかった…」


栗原は俺の後方に下がった。


俺もドアと間合いを広げて、斜め角度から発砲する。


銃声が3階のフロアに響き渡り、ドアノブを吹き飛ばす。



「心愛っ!!!」





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