僕が君にできること

君を想いその先へ

幻想の世界ではすべてがイメージで作れられている。


僕自身が幻想。


本当の愛なんてない。愛されている僕は本当の僕ではないから…。


あなたの愛も、幻想の僕に向けられているんじゃないかっていつも苦しかった。
あの時間もあなたの全ても消えていかないように抱きしめていたかった。



でも大切なあなたを僕は苦しめていた。



朋が出ていったドアは静かにしまり僕たちを引き離した。


本当の僕は弱くて情けなくて小さくて。
幻想の僕は全てが僕がなりたい僕で、なれない僕。


本当の僕のことなどだれも愛してくれない。
僕はあなたのことを愛していた。あなたには愛されていたのかな。


情けないけど、あなたに会いたくてあなたを探して、
あなたと彼が微笑みながら歩く姿を見ました。
幸せそうな安心しているあなたの表情に気づきました。


あなたがいるべきところは、僕のそばではないって。


一番好きな人が幸せならもう何もいらないって。
そう思いました。言い聞かせました。


















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