スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】

心臓が壊れちゃうっ!?











 私たちは昨日、最大なミスをおかしました。


 昼休みといえば…?





 ・・・そう、“図書係”です。





 あのあと、放送で呼び出され、こってり近間先生に怒られました。



 でも、ちゃんと説明したら許してくれたけどね!



 でも、今は違うことでイライラしてるみたいです。





「紅月 スバル~!!!待ちなさ~い!!!」


「いやですよぉっ!!!」


「あんたは図書室には出入り禁止なの!!!」


「え~!?なんで~っ?!」


「私のアリスちゃんに手を出したからに決まってるでしょっ!?」





 そう。

 どうやら、それが気に入らないらしい。


 今は、昼休みでここは図書室。





 だから、できるだけ


 ・・・静かにしてほしい。。



 そんな私の気も知らず、暴れまわる二人。



「待てー!」

「やだぁ♪」





 ~っ!!!

 ムカつくッ!

 そろそろプチッてなりそうだよッ?!





「そろそろ、二人ともやめた方がいいですよ!小夜さんがキレてます。」


「「え?・・・ヒィッ!!」」



 こちらを振り返った二人が悲鳴を漏らした。





 うん、自分でもわかるよ★
 どんだけ怒りオーラが出てるのか。





 ・・・でもすごいね!

 彩人くん、すぐ気づいたよ…?



 ・・・エスパー?(笑)





「アリスちゃん、抑えて抑えてっ?!ねっ?!」

「うんっ!?落ち着いてっ?!」



「・・・だったら、静かにしてください!」


「「・・・はい…」」



 全くっ!


 ・・・あ!紅月くんに言わないといけないことがあるんだった!


 幸い、今私たち以外いないし。

 絶好のチャンスッ!!




















< 57 / 295 >

この作品をシェア

pagetop