セカンド・ウエディング~彼の愛は濡れる雨のごとく~
ACT4*悪夢、再び

~杏SIDE~

私は校門のインターホンを鳴らす。



熱のある理沙を病院に連れて行って…アパートに戻った。



周辺は新興住宅地で新築の一軒家が立ち並ぶ。私たちの住む古めかしいアパートは余計に古さを強調された。



理沙の熱も病院で貰った薬が効いて…少しだけ下がった。



私はキッチンに立って、夕食にと喉が痛い理沙の為に、喉腰のいい冷麦を茹でる。













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