侍ヴァンパイア

告白と旅立ち

今までは、、、グランデ様の持つ、大いなる魔力を持ってして、力ある者達を支配しておられましたーーー


王が不在となりますと、勿論、この国は大きく乱れーーー』


裏切り、争い、奪い合い


俺が生きていた、、、あの時代、、、


『…魔界の結界が既に緩みつつある所をみれば、グランデ様の魔力ももう限界に近づいてきているに違いありませんーーー

我輩の予想では、既に、魔界はーーー


戦場ーーー』


そう、それはーーー戦国時代ーーー



『列車の封鎖は、他界にまでその被害が及ぶ事を恐れ、上が決定した事なのだと…思います』



成る程…


「じゃあ、私…一生…帰れないかも…だね」


人間の寿命は本当に短い、、、


「…要するに…王が決まれば全て解決だろ?」


「あ!キョウ!珍しく冴えてるっ!」


「うっせー」


最近のゆうなは表情が良く変わるようになったーーー


初めて会った頃は、暗い顔ばっかだったから、、、



今のコイツは見ててアキねー


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