この未来を壊して下さい。【完】

壊れた佐野。







あの後、喫茶店から帰った私は短い睡眠をとり、登校。





まぁ、ガヤガヤうるさいこと。





原因は私なんだけど。





「ねぇ、聞いた?佐野さんとこ、つぶれたんですって」





「自業自得でしょ?佐野さんなんて良く思ってた人いないんじゃない?」





などなど、いろんな声が飛び交っている。





良く思ってなくても媚を売っていた自分たちのことを忘れないでほしい。





そんなことを思いながら教室へ。





(ガラガラ)





「姫羅ーおはよう!!





あんた、派手にやったわね!!」





といきなり抱きついてきたのは美穗。





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