SS男子の落とし方

一緒に帰りました。

「王子と帰れて良かったな。
オマケに俺のストーカーからも守られて。」



帰り道、咲也君と並んで歩いた。


それも無駄にくっついて。


傍から見ればバカップル。



「そもそもの原因は咲也君でしょ?」



「ん?
芽依ちゃん何か言った?」



「何でもない。
アハハ、嬉しいな。
王子と下校だなんて。」


咲也君...目が怖っ!!

恋人を見る目じゃないよ。

無言の圧力って言うのかな?

早く家に帰りたい...

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