ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
《11》 甘いキスの指南

陽那side-

「お前の所有者はこの私だ…ちゃんとその所有者の証を付けてやる」



朝食を即行で終えて支度。



「少し遅刻しそうだな…」


敦司さんは円さんにメール打ち。


「準備できました…」



メールを送信して顔を上げた敦司さんと私は目を合せた。



「・・・」


敦司さんは眉間に皺を寄せて私の制服姿を眺める。



「昨日言っただろ?その短いスカート丈…」



「でも…ひざ下スカートを穿く女の子は居ないし…」






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