生徒会長と甘い会議
*第三章*
名前
会長が手を離した後、あたしは慎と香織ちゃんの元へ行き、会長に助けてもらったことを報告した。
二人はすっごく心配しててくれたみたいで、半泣きになりながら抱きついてきた。
そして、みんなで花火を楽しんで合宿は幕を閉じたんだ。
あれから数瞬間経って、今は夏休みに突入した。
「あーつーいー」
「そりゃ夏は暑いでしょ」
「お前のせいで、温暖化が進んでる」
「なにぃ~!?」
「あ、今3度くらい気温上がったんじゃね?」
「~っ!!」
香織ちゃんは慎に殴りかかる。
いや、もうじゃれてるだけにしか見えないけど。