シナリオ
歯車の回る音

赤月 陽


「ただいま・・・」



ため息とともに出てきた四文字。


その声のトーンは仕事の時の声とは比べ物にならないくらい低い。


自分の体だ。

誰かに言われなくても、分かっている。

仕事で疲れているんだ。俺は。



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