双子

次死ぬのは誰?

私達はずっと一緒にいることにした

そして今は寝るところ

今日も私達は抱きつきながら寝る

秋「おやすみ」

夏「おやすみ」























ーゴソッー

夏「ンッ」

物音がして目を冷ます

チラリと隣を見ると秋葉が居ない

夏「秋葉?」

秋「なぁに?」

声のした方を向くと秋葉がニコニコしながら

コチラを向く

手に光る物を持って

夏「何してるの?早く寝ようよ」

目を凝らしながら手に持っているものを見る

秋「そうだね」








あぁそうか












秋「早く」















そうゆう事か
















秋「寝なきゃね」




















秋葉が皆を殺したのか

















夏「私も殺すの?」

気づいたらそう言っていた

だって秋葉が持っていたのは血濡れた包丁

秋「え?夏実を殺すわけないでしょ」

秋「私はただ夏実を汚い手で触る

汚い目で見る奴等を始末しただけ」

秋葉が私に笑いかけながら包丁を布で拭く

夏「秋葉が皆を殺したの?」

秋「そう♪夏実を触るのも見るのも私だけ」










秋「他の汚い奴等なんかに

夏実を渡してたまるか」

笑みを絶やさず秋葉は話す

秋「これで夏実は私の物」

ニッコリと口が弧を描く

秋「もちろん私は夏実の物」

秋葉はそっと私を抱き締める

秋「ずっと一緒だよ」

















































夏「うん」


私の口も弧を描いていた
















































夏「ねぇ知ってる?」
















































夏「秋葉、全員は殺してないんだよ」
























































夏「半分は」


































































ワタシガコロシタノ


























































コレカラモズットイッショダヨ




< 11 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop