極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)







毎日毎日大森組に行くようになって、みんなとも仲良くなった。






その日もいつもと同じように正午にマンションを出て歩いて大森組に向かおうとした。






「あれ?蘭花ちゃん??」





振り向くと




「康。ひさしぶりね。」





そう言うと康は



「蘭花ちゃん。一緒にランチしよ!」





と言って無理矢理車に乗せた。






「ちょっ…困ります!お弁当届けなきゃ…」




「大森組に届ければいいんでしょ?」


なんで康がそんなこと知ってるの?



おい、これ大森組まで
そう言ったら、側近らしき人が車から出て、お弁当を持っていった。











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